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札幌室内歌劇場第9回公演
「12ヶ月曲集」/道銀芸術文化奨励賞受賞

◇日時◇ 12/18(土) 18:30開演
◇会場◇ 札幌サンプラザホール

札幌室内歌劇場第9回公演
Christmas Concert

12
の物語歌「12ヶ月曲集」

道銀文化財団より、今までの演奏活動について

道銀芸術文化奨励賞受賞

 

  ・日時:19931218日(土)午後630分開演
  ・ところ:札幌サンプラザホール
  ・後援:札幌市、市教育委員会、北海道新聞社、音楽家協議会、道銀文化財団、
       北海道二期会
  ・SPECIAL THANKS
ひかり幼稚園

 

 

スタッフ: 

 音楽監督/岩河智子
 演出/中津邦仁
 舞台監督/月居卓司
 照明/吉田茂夫(()ライズ)
 宣伝美術/寺田きよみ
 舞台撮影/高橋宏(高橋写真館)

 

曲目
第一部「12の物語歌」歌詞大意
I
 石鍋多加史/バリトン、辻井美菜子/ピアノ
 1、すみれ W.A.モーツァルト

 2、野ばら F.シューベルト

II
 時岡牧子/ソプラノ、土屋益子/ピアノ
 3、野ばら H.ウェルナー
 4、鱒 F.シューベルト

III
 石田まり子/メゾソプラノ、辻井美菜子/ピアノ
 5、二人の擲弾兵 R.シューマン
 6、父が言うことには R.シュトラウス

IV 則竹正人/バリトン、辻井美菜子/ピアノ
 7、ある若者が娘に恋をした R.シューマン
 8、魔王 F.シューベルト

V
 遊佐悦子/メゾソプラノ、土屋益子/ピアノ
 9、魔王 C.レーヴェ
 10、逢い引きから帰った乙女 J.シベリウス

VI 萩原徳子/ソプラノ、土屋益子/ピアノ
 11、帽子屋 E.サティ
 12、指輪釣り I.ピッツェッティ」
 

 

第二部「'93 年忘れ12ヶ月曲集」
構成、編作・岩河智子

配役
 ・まだまだ元気な張りきりじじ:石鍋多加史
 ・その貞淑な妻、ばば:遊佐悦子
 ・じじばばの娘、妻:石田まり子
 ・その内気な夫:則竹正人
 ・じじばばの孫:時岡牧子
 ・夫の若い頃の恋人:萩原徳子
 ・一家を見守る「カレンダー」:村澤徳子

ピアノ
 ・須藤尚美(15月、711月)
 ・辻井美菜子(6月)
 ・土屋益子(間奏曲、12月)
 

 

解説

 1月、「一月一日」 一家の平安を祈る老夫婦の歌
       また新しい一年がこの一家に始まろうとしている。
 2月、「雪」 お気楽家族のスイング
       若夫婦とその娘は冬の寒さにも負けず陽気に過ごしている。
 3月、「早春賦」 春の訪れを心待ちにするみんなの歌
       鴬の声はまだまだ遠い。セーターを脱ぐのも、もう少し先になりそうだ。
 4月、「花咲爺」 春恒例の行事
       この家庭では毎年春の訪れを祝って花咲爺の歌を歌うことになっている。
       張  り切って歌うじじ、渋々つきあう夫。
 5月、「すみれの花咲く頃」 若夫婦の思い出のシャンソン
        たくさんの花が咲き始め、若夫婦は昔の甘い思い出に浸る。家族は二人を
        暖かく見つめる。
 6月、「雨降りお月さん」 転換のヴォカリーズ
       雨の音を聞きながら、夫は物思いに耽る。不思議なメロディが夫を幻想の世
       界へ誘う。夫の心は若い頃の恋の思い出へとさまよい始める。
 7月、「SANTA LUCIA」 昔の恋人のカンツォーネ
       夫には若い頃イタリアを旅したときに思いを寄せた娘がいたのだった。
 8月、「'O SOLE MIO」 恋の二重唱
       青春の日、熱い太陽の下で恋を歌う二人であった。
 9月、「CIAO CIAO BAMBINA」 恋の別れの歌
       しかし、この恋は終り、別れの時がきた。
 10月、「赤とんぼ」 望郷のメロディー
       秋の訪れと共に、彼の心は郷愁で満たされる。故郷の秋は様々な思い出
   で彼を包む。
 11月、「埴生の宿」 家族の心の歌
       歳月は流れ、彼も今や一児の父、家族の絆の中で幸福に暮らしている。
貧しくて平凡でもかけがえのないわが家。
 間奏曲、「冬の夜」 家族を見守るカレンダーの独白
       季節は巡り、また寒い冬がやってきた。
 12月、「クリスマスメドレー」 歌と踊りの楽しいパーティー
       じじの家のクリスマスパーティー。ケーキ作りに腕を振るうばば、飾り
付けをする妻、手伝う娘、一杯機嫌のじじと夫。
       夫の昔の恋人も遊びに来る。若い頃の恋の思い出も今では楽しいエピソー    ド、彼女も今や家族ぐるみのつきあいをする楽しい友人だ。
       カレンダーもこの時ばかりはおめかしして一緒に楽しんでいる。
       パーティーは佳境に入り、讃美歌の合唱の後は次々にお得意の喉を披露   する。

第二部 出典

一月一日 千家尊福/詩、上真行/曲
雪 <文部省唱歌>

 

 

 
 
 
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