図書館のないある村が本の寄付を呼びかけたところ、全国から3万冊もの本が集まった、というニュースがありました。
News Piccola紙面になかなかコーナーが設けられないのでここでご紹介。今回は今限られた映画館でのみ公開されている映画「ドン・ジョヴァンニ~天才劇作家とモーツァルトの出会い」のご紹介です。
3月20日のコンサートは題して「オペラの明日へ」!!
これまで上演してきたレパートリーの中からアリアやアンサンブル、そして後半ではゲストにピアニストの山田武彦さんをお迎えし、いろいろなオペラのいろいろなアリアをお聴きいただきました。ご来場の皆様、たくさんの拍手をありがとうございました。
今回はとにかく盛りだくさんのプログラムで、演奏する私たちは次から次と違うキャラクターに変身!次々にメイクを変え衣装を替え・・・楽屋は戦場と化しておりました。改めてそのボリュームに驚嘆します^^;
何と言っても今回は山田武彦さんという素敵なピアニストが出演してくださったことがとても嬉しかったのです。
“音を楽しむ”
“音と戯れている”
山田さんがピアノを弾いている時、そう見えて仕方がなかった私。
音符が目の前で楽しそうに踊っているよう。また演技も交えてくれたりして、今までとは一味違ったステージをお楽しみいただけたのではないでしょうか?
過去の上演作品を演奏するということ。過去の公演を思い出して懐かしいような、でも時を経てどこか新鮮な気持ちでそれぞれの作品と再会しました。
個人的には「ヘンゼルとグレーテル」です。公演したのは今から約7年前。自分は7歳年を重ねているのにグレーテルは子供のまま・・・まさにサザエさん一家と同様なのですね。カツオくんやワカメちゃんがいつまでも小学生であるのと一緒なわけです。
でも時間を経て改めて気づくこともいろいろありました。音楽的なこと、細かな表現のことなどなど。気づくにつれまた新たに作り出したい気持ちにもなり・・・そうさせてくれる音楽ってやっぱりスバラシイ!!
今から一ヶ月前。
新国立劇場公演に向けて、私達は札幌で激しく稽古に明け暮れておりました。
あれから一ヶ月。
今日、朝青龍が引退を表明しました……と、そちらの話題ではなく、
オルフの音楽にどっぷり浸かっていた日々から一ヶ月が経つのです。
新国立劇場公演では、八千代少年少女合唱団の皆さんが参加してくれました。とても実力のある合唱団と聞いていましたが、これが本当にお上手!!団員は4、5歳位の小さな子から高校生まで。お姉さんたちがしっかりと小さな団員をまとめていて、みんなお返事もご挨拶もしっかり出来る!!(それを見て、こちらもシャンと背筋が伸びるのでした。)そんな皆さんですから、ハードな立ち稽古やリハーサルをきちんとこなし、まとまりのあるしっかりとしたハーモニーで歌ってくれたのでした。みんな、ありがとう♪
今回の舞台は、工事現場で使われるイントレ(足場)が組まれており、その2段目あたりを行ったり来たり、そこで歌ったり演技したりと、高所恐怖症の方には(私がそうです)手に汗握るセットだったのです。が、この少年少女合唱団の小さなお子さんたち、まだ幼稚園児なのに全く恐がりもせず、演技をして歌っているではありませんか!私がちびっこだったら間違いなく泣いていたと思います。いやはや感心です。
と、このことをあるスタッフに話したところ、
「子供だから平気なんだよ」と……
そうだ。子供は怖いもの知らずなんだ。
そういえば私も小さい頃、スキー場のどんな急な坂でも、華麗なるプルークボーゲンで滑っていたのでした。
ああ、怖くなかった、あの頃。
小学生になって急に怖くなったのを思い出しました。
私の事はさておき、
大人の言う事をきちんと聞いて、お客さんの前でしっかり役割をまっとうしてくれた八千代少年少女合唱団の皆さんに感謝です!
新国立劇場でのオペラ「月を盗んだ話」公演、無事に終了しました。ご来場下さった方、また遠くから応援して下さった方、本当にありがとうございました。
当初の心配もよそにおかげさまで全公演が満員御礼!多くのお客様に観ていただくことができました。しかし早くにチケットが完売となったために、ご来場いただけなかった方も多くいらっしゃいました。(申し訳ない気持ちでいっぱいです)
支えてくれた多くのスタッフ、この公演のためにお月様募金にご協力下さった皆様、ほか多くの方々のお力添えでこの公演が実現しました。感謝感謝です!
思えば2年くらい前でしょうか。新国立劇場からお声がかかり、公演に至ったわけですが、あの時「2010年」という年が、遥か先の未来のように感じていたのです。
しかしちゃんと来るものです、2010年。決してあっという間ではありませんでしたが、着実にその時はやってきました。
とにかく昨年末から稽古に明け暮れていましたので、スタッフやメンバーと長い時間を共にしてきました。公演が終わり、皆が札幌へ帰って行くのを見て、ちょっと淋しさを感じてしまった私です。
公演中のイロイロはまた次回!
しばらく冬眠中だった「晶子の小話」でしたが、
ようやく目覚めましたので(汗)、今年はちゃんと更新しようと思います!!!!
皆さん、小話におつきあい下さいね〜♪
更新する励みになりますから(笑)
プッチーニの有名なオペラ「ラ・ボエーム」が映画になり、来年公開になります。
一足早く、試写会で観てきました。
この映画ではミミをアンナ・ネトレプコ、ロドルフォをローランド・ビリャソンが歌い演じています。今をときめくこの二人の歌声がまずは何よりも素晴らしい。ネトレプコのあの伸びやかで情熱の混じったような音色が細部まで音楽を作り上げ歌い上げ・・・ミミのアリアは2曲とも圧巻で鳥肌が立ってしまいました。
舞台で演じる場合とは違い、映像のなせる業が思いっきり発揮されているのは街中のシーンと別れのシーン。
街中のシーンは、舞台上では大勢の合唱に圧倒され、メインキャストたちの存在が薄くなりがちですが、映画とくればそれは全く問題ナシ!カフェの中と外を巧みに使い分け、様々な角度からストーリーを追っていくことができる。街の賑わいもメインキャストのやりとりもくっきりと解りやすくなっています。
別れのシーンでは雪が降る中で遠近感とモノトーンの色調が淋しさ悲しさを表現しています。
“後ろ向きで歌うこと”。
舞台ではほぼ出来ないことですが、映画だとそれは可能。しかも効果的!背中で訴えかけることの表現としての強さを実感します。ゆえに、このシーンでのミミのアリアは涙をそそります。(ハンカチを取り出している人が多かった)
反面、映画では難しいなぁと思うこともあります。
“舞台”・・というよりも“ホール”という広い空間でこそ受け止められるスケールの大きさがオペラにはあります。映画ではホールのような余韻がない分、大きな感情の変化を受け止める間もなく進んでいってしまう感覚に陥ってしまう。だからミミとロドルフォの間に愛が芽生える時が少し唐突に思えるかも知れません。音楽は止まることなく進んでいきますから、このあたりは(特にプッチーニのような音楽の場合は)難しいのかもしれません。
この映画ではっとしたこと。それは・・・
ミミという女性の描き方です!
オペラ人はミミに対してちょっと先入観があるのかもしれない。
この映画の監督ロバート・ドーンヘルムのミミの解釈はそうなのか~~~~!!
きっと驚くと思います。でもこの解釈にアンナ・ネトレプコの声質はぴったり。
ということで、来年公開のこの映画。
どうぞお楽しみに!!!

最近のコメント