明けましておめでとうございます。

本年も札幌室内歌劇場をよろしくお願い致します。

 

思えば昨年は支持会員の皆さまや

長く携わってきたオペレッタワークショップの子供たちとのステージを持つことができ、

札幌室内歌劇場にとって非常に思い出深い一年となりました。

今は顔を合わせなくとも仕事が成立してしまうインターネットの時代ではありますが、

ステージを通して、幅広い世代の方々と共に時間を費やして

一つのものを作り上げることの素晴らしさ、

そのツールのひとつに音楽があるということを再確認することができました。

新年を迎え、札幌室内歌劇場は4月のオペラ公演《シンデレラ》に向けていよいよ稽古がスタート。

支持会合唱団コール・ピッコラも間もなく第

 

コール・ピッコラ第10回記念公演・オペラ『雨情とひろとお月さま』は718日、無事に終演いたしました。満員のお客様にご来場いただき、また沢山の拍手も頂きまして、出演者一同大変嬉しく本番を終えることができました。ご来場、ご声援、本当にありがとうございました。

 

まだ雪の残る早春から稽古がスタート。小学3年生から80代の大人まで、総勢100名超の出演者が心を一つに作品に向き合ってきました。音楽スタッフの熱意、それに真剣に取り組むメンバー、何より作曲の岩河智子さんによる深い表現への追求は最後まで私達を引き締めてくれ、本番ではそれぞれがいい緊張感で望むことが出来たように思います。

 

この作品の特徴は具体的なセリフがほぼ無いこと。ストーリーの経過は語り手に委ねられ、各キャスト、アンサンブルは野口雨情の詩をどのように歌うか、演じるかで状況を描いてゆきます。それが難しいところでもありましたが、心情や風景を描く岩河さんのメロディーが素晴らしく、また納得のいくもので、雨情が選んだ言葉、生み出された詩がより味わい深く感じられました。

 

ひばりのように自由を求める雨情、苦悩の末にそれを受け止め、離れる決意をしつつも雨情の創作を幸せに思う妻のひろ。このような結末は、繊細な心のひだを感じ、受け止められる日本人の研ぎ澄まされた感覚あってこそ味わえるものなのかもしれません。歌う側も客席で観る側にも。諸外国の人々が繊細じゃないというのではなく、日本人だからこそ受け止められる心理、落としどころ、あるいは着地点みたいなものがあるように感じられるのです。

 

昨年の栃木県さくら市での初演に続いて今回は2度目の公演でした。またどこかで再演され、たくさんの人にご覧いただけることを願っています。

あと一週間です!

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コール・ピッコラ第10回記念公演、

オペラ「雨情とひろとお月さま」まであと一週間となりました。

 

昨日は関係者全員が勢ぞろいして、

教育文化会館大ホールでの通し稽古でした。

動きの確認や歌の細かなチェックなど、

舞台ですべきことはたくさん。

それらを頭に叩き込んでいざ通し稽古へ。

 

予定より時間もかかり長丁場の稽古ではありましたが、

皆さん集中して臨んで下さったおかげで

やるべきことをしっかりと終えることができました。

 

出演者は100名超と大人数なのですが、

ここまでスムーズに進んでこられているのも

皆さんのチームワークあってのこと。

本番まであと一週間。

お客様にこのすばらしい作品を存分に味わっていただけるよう、

出演者、スタッフ一丸となって作り上げていきたいと思います。

どうぞご期待ください!!

 

また、昨日は北海道新聞社の取材もありました。

近日中に紙面に情報も掲載される予定です。

こちらもどうぞお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

51314日のオペラ公演の稽古が始まっています。

今回は「ザネット」がダブルキャスト、

「アブ・ハッサン」がシングルキャスト。

3組の稽古が同時進行しています。

それぞれのスケジュールを照らし合わせ・・・

稽古計画もまるでパズルのようです。

パズルのような日程を一つ一つ大切にクリアしながら

本番に向けて奮闘しております。

面白い舞台になりそうな予感が・・・しま・・・す!!!

 

私が出演する「アブ・ハッサン」はアラビアン・ナイトが題材。

10作品あるウェーバーのオペラの中の5作品目にあたります。

あの有名な「魔弾の射手」が誕生する10年前に誕生したオペラで、

美しい旋律とトルコ風の音楽、コミカルなストーリー展開が魅力的な作品です。

ワーグナーはウェーバーのオペラに大変惹かれていたそうですが、

ワーグナーオペラへの礎とも思えるようなエッセンスが端々に感じられるのです。

ウェーバーのドイツ語オペラへの功績はワーグナーへの道を創り、

オペラや楽劇の誕生へと導いたのではないかと思います。

 

おまけに・・・

ウェーバーはモーツァルトと親戚関係でした。

モーツァルトの妻コンスタンツェがウェーバーの従姉妹にあたるのです。

さらに今年はウェーバー生誕230年。

このメモリアルイヤーにぜひ「アブ・ハッサン」をお楽しみいただけたらと思います!

 

2016年、活動始まってます。

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大変久しぶりの更新となってしまいました。

二月も終わりに近づき、今更ながら恐縮ですが・・・

2016年も札幌室内歌劇場をどうぞよろしくお願いいたします!!

 

今年の公演予定も決まり、

目下5月の公演に向けて稽古が進んでいるところです。

 

51314日はオペラ《ザネット》《アブ・ハッサン》の二本立て。

札幌サンプラザコンサートホールでの公演です。

《ザネット》はマスカーニの美しいメロディーに彩られながら二人の愛を描いた作品。

さらに磨きをかけての再演です。

《アブ・ハッサン》はウェーバー作曲のオペラ。

歌と台詞によってアラビアンナイトの世界がコミカルに繰り広げられます。

札幌室内歌劇場の二つの表情が味わえる公演となりそうで、

私達メンバーも真剣に作品と向き合いながら稽古を重ねています。

ぜひ会場でお楽しみいただけたらと思います。

 

また、7月には音楽監督の岩河智子さん作曲のオペラ、

「雨情とひろとお月さま」の公演があります。

こちらはコール・ピッコラと歌劇場メンバーが共に一本のオペラ作品にチャレンジする初めての試み!

またこのオペラの北海道初演でもあり、注目の公演です。

 

2016年上半期も盛りだくさん。

皆さまにお楽しみいただける舞台づくりに励んでまいります!!

 

 

札幌サンプラザオペラ公演まであと少しとなりました。

今回はマスカーニ作曲「ザネット」とテレマン作曲「学校の先生」という、珍しい作品の二本立て。

 

「ザネット」は娼婦と純真な少年の愛の物語。

二人の女声が演じるこのオペラ、

何と言ってもマスカーニの美しい旋律が魅力です。

イタリア語上演、字幕付きでお楽しみいただきます。

 

一方「学校の先生」は岩河智子訳詞・編曲のコミカルな作品。

勝手気ままな生徒たちを前に奮闘する先生。

果たして全員が心を合わせて合唱することは出来るのか・・・

 

425日(土)、札幌サンプラザコンサートホールにて

15:0019:002回公演です。

相反する2つのドラマ、ぜひ会場でお楽しみ下さい!!

お問合せはオフィス・ワン(℡:0116128696)まで。

どうぞよろしくお願い致します。

 

 
 札幌室内歌劇場が制作に携わりました「雪の国のアリス」公演が無事に全日程を終えました。札幌室内歌劇場からは制作のほかに作曲家、歌手、ピアニスト、そしてオペレッタの子どもたちと指導のメンバーが参加。氷点下の寒さが続きましたが、連日多くのお客様に足を運んで頂いたことは大変有り難く、感謝の気持ちでいっぱいです。  
 
 4年の構想を経て決まったのは史上初となる人形オペラの上演という一大プロジェクト。100名を越える大所帯となるプロジェクトの総監督は人形劇師・沢則行さん。オペラ「イオランタ」「アマールと夜の訪問者」の演出を手がけて下さった方です。またそのときに共演した人形使いの方々も参加しておりここで嬉しい再会!!ほかに札幌で活動を続ける様々な分野のアーティスト、エキスパートの皆さんとの出会いもありました。
 公演が実現するまで、関係者それぞれがあらゆる方面で努力を重ねていました。企画、制作はもちろんのこと、雪像制作、人形制作、音響、照明など、各セクションが氷点下の環境で最大限のパフォーマンスをするためには・・・誰もがそれぞれの難題に立ち向かいながら持てる力を注ぎ込む。失敗は出来ないという緊張を抱えつつも、諦めることなく進んでいる姿を見なかった日は一日たりともありませんでした。
 暖気に悩まされながらも開幕二日前に雪像が完成。ようやく姿を現した真っ白なステージ。そこに次々と運ばれる大きな人形たち。歌手、楽器奏者が加わり全体が音楽と光で満たされていく・・・そうして大雪像は全員の力を結集した唯一無二のステージとなりました。わずか8分に様々な要素が凝縮された「雪の国のアリス」は、日々変化する天候も相まって毎回それぞれに思い出深いものになったのです。  
 
 《プロが動くのは金ではない。彼らは金の帳尻を合わすことはできる。それよりも、夢で動きたいのだ。夢が最大限のモチベーションなのである。》(野地秩嘉・著「イベリコ豚を買いに」)
 夢が人の心を動かす。動かされた人が持てる技術と知恵を注ぎ込み、その力が結集されて大きなものを生み出す。夢は子どもだけが憧れる幻想ではなく、まさにモチベーションなのだということを実感した日々でした。同時に突き進む姿にはそれまで歩んできた人生や未来への願いも見えたりするもの。夢の実現で獲たものは、何よりも素晴らしい人たちとの出会いだったように感じています。  
 
 
*今公演を追ったドキュメンタリー番組が放送されています。
BSフジ『一滴の向こう側』毎週土曜日22:00~
第24回 「雪まつり史上初・・・大雪像の上で挑むオペラ」(2月7、14、21、28日の4回)
下記ホームページから放送を視聴できます。
http://www.bsfuji.tv/itteki/archives/24.html
 

「選ぶ」責任

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幻、絶品、秘伝、極上・・・
希少性や最上級を表現するこれらの言葉。
このところずいぶん世に踊っていると思いませんか?
そう、食にまつわる番組や特集です。
レポーターが食べては目を閉じてうなる。
超オイシイ!ヤバイ!なんて言ったりして。
それが本当なのかどうかは別として、
“表現上”、最上級のものが多く出回り、
人々もおのずとそれを貪欲に求める傾向があります。
この最上級を追求する風潮、もしかすると
今話題の食品偽装を生み出す要因の数パーセント位は担っているのではないかと思ったりもします。
高級な○○を食べたい、
絶品の○○を食べたい、
極上の○○を食べたい・・・
当然そう掻き立てられていく。
できればそれらを手ごろに味わいたい。
そうすると高級感をウリにする商売が生まれる。
利益がなきゃ商売にならない。
欲を埋めるためにちょっとずつ何かがずれていく・・・
 
すこし話はそれますが、
札幌ドーム内に「頑固オヤジのカレー」という売り場があります。
人気があっていつも行列を作っています。
ここのカレーは本当に頑固オヤジが作っているのか?とは思っても、
だからといって頑固オヤジ出て来い!!とは思いません。
 
その名称によって雰囲気を楽しむ、
それも味わいの一つだったりします。
情報によって高揚することもあれば、
逆にそれが邪魔になることもあります。
知りたいような知りたくないようなこともあります。
「選ぶ」という行為にますます責任を持たねばならないということなのでしょうね。
そのためには「選ばれる」側も正直であってほしいものです。
 
「海老よりも 腰を丸めて 謝罪する」
先日ラジオに投稿されたこの川柳、アッパレです。

恐ろしいほどに久しぶりの更新です…

 

10月26、27日のタンホイザー公演、無事に終了しました!

ご来場の皆さま、またご声援くださった皆さま、本当にありがとうございました。

今回は北海道初のワーグナー作品の上演。

オペラが盛んになりつつある札幌において”初”だったということ、

それだけワーグナーに取り組むということは様々な面で難しさがあるのですが、

スタッフやメンバーなど、関わる全ての人々の力を結集して

無事に「タンホイザー」というドラマを作りあげることができました。

 

例えて言うならば”巨大な船に乗っているような気分”と言いますか。

まだ見えぬ土地に向かって船出をし、時に荒波を乗り越えながら進んでいく。

汗だくになって進んだその先に素晴らしい国が見えてきた・・・

というような。

実際、公演後は任務を全うした安堵感、いや虚脱感といいましょうか。

脱力状態でした。

ハイになることも無く。

 

 さてそんな大きな船旅を終え、また次に向かって準備開始!!

次回の公演もどうぞお楽しみに。

 

11月11日。
太平洋を広く眺める様似町で、オペラ「唱歌の学校」の公演がありました。
北海道各地へ文化をお届けしようという「文化の宅配便」、
北海道文化財団主催の企画です。
 
様似町は札幌から車で約3時間半。
当日は14時開演ということで、私達は本番前日に様似町へ移動しました。
左手に牧場、右手に太平洋という大自然に恵まれた景色の中を走り到着。
途中、鹿に遭遇したメンバーもいたそうです。
私は露天風呂でキツネと目が合いましたが・・・
 
公演当日はすっきりとした秋晴れ。
様似町や周辺の町から多くのお客様がご来場下さいました。
中には札幌や苫小牧、帯広など、遠方からかけつけて下さった方も!!
この演目はリピーターが多く、毎回進化していくのを楽しみに、温かく見守って下さっています。感謝!!
 
ここ数年、道内各地でオペラ「唱歌の学校」を公演していますが、
たいていは「オペラを初めて見た」「生の歌声を初めて聴いた」という方々がほとんど。
そんな方々が公演案内をご覧になってなにかしらの興味を抱き、足を運んで下さる。
そしてオペラを見て笑ったり泣いたり・・・
出演者と同じ気持ちで音楽を楽しんで下さる様子が伝わってくると嬉しさが大きくなり、
その空間に一緒にいられることがこの上なく幸せに感じられます。
そして老若男女誰もが口ずさむことのできる“唱歌”というもののチカラに毎度のことながら脱帽してしまうのです。
童謡、唱歌。侮る無かれ。
 
もう初演から15年が経とうとしているにもかかわらず、
やればれるほどに魅力が増し、乗り越えるハードルも高くなっていく作品。
それはかけがえのないものであり、自分を成長させてくれるものでもあり。
そのオペラ「唱歌の学校」が12月にDVD発売されることになりました。
今年9月の公演のライブ版です。ただ今予約受付中!!
ぜひご自宅でご家族と共にお楽しみいただければと思います。
 

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