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アナリ-ゼによるオペラ表現探求会(現在の札幌室内歌劇場)第3回公演 
楽しい日本の歌

◇日時◇ 7/21(日) 15:30開演
◇会場◇ 中富良野町農村環境改善センタ―
アナリ-ゼによるオペラ表現探求会(現在の札幌室内歌劇場)第3回公演 
ラベンダ-祭り協賛
 
「楽しい日本の歌」
~編作童謡とアンサンブルの夕べ~
東京・札幌在住の声楽家・ピアニストたちによる演奏会
 
岩河智子/編作 中津邦仁/演出
 
 

 

■日時:
  • 1991年7月21日(日)15:30開演
  • 1991年7月22日(月)15:30開演
■ところ:中富良野町農村環境改善センタ―
■料金:無料
■主催:中富良野町
 

■出演

  • 司会/岩河智子
  • ピアノ/森喜代子
  • 則竹正人Bar
  • 時岡牧子SOP
  • 遊佐悦子Mezz
  • 桑野敏明Ten
  • 萩原徳子SOP

 ■公演スタッフ

  • 演出/中津邦仁
  • 音楽監督/岩河智子 

■演目

  【7月21日(日)】
      楽しい日本の歌
      ~編曲童謡とアンサンブルの夕べ~
     解説/岩河智子
     ピアノ/森喜代子
  • 1.「七つの子」/萩原徳子
  • 2.「俵はごろごろ」/則竹正人
  • 3.「青い目のお人形」/時岡牧子
  • 4.「黄金虫」/遊佐悦子
  • 5.「あわて床屋」/桑野敏明
  • 6.「ないしょ話」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人
  • 7.「シャボン玉」/時岡牧子・則竹正人
  • 8.「雨ふりお月」/萩原徳子・遊佐悦子
  • 9.「鞠と殿様」/時岡牧子・桑野敏明
  • 10.「砂山」/萩原徳子・遊佐悦子
  • 11.「ふるさと」/則竹正人・萩原徳子
  • 11.「砂山」/時岡牧子・則竹正人
  • 12.「雨のロンド」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人
  • アンコ-ル曲
  • 13.「時計台の鐘」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人 

【7月22日(月)】

   ~編曲童謡とアンサンブルの夕べ~
     解説/岩河智子
   ■第一部 ~オペラって何?~
    オペラ「秘密の結婚」の一部を演技付きで上演する。
    “オペラ”についての簡単な解説を行う。(司会つき)
 
    配役
  • カロリーナ/萩原徳子SOP
  • エリゼッタ/時岡牧子SOP
  • フィダルマ/遊佐悦子Mezz
  • パオリーノ/桑野敏明Ten
  • ロビンソン/則竹正人Bar
  • ピアノ/森喜代子
    1.恋人たちの2重唱/カロリーナ・パオリーノ
    2.けんかの3重唱/カロリーナ・エリゼッタ・フィダルマ
    3.伯爵登場のカヴァティ-ナ/カロリーナ・エリゼッタ・フィダルマ・パオリーノ・ロビンソン
    4.それぞれの4重唱/カロリーナ・エリゼッタ・フィダルマ・ロビンソン
 
   第二部 ~楽しい日本の歌~
   よく知られた童謡を独唱・独奏・及び重唱用に編曲したものを演奏する。
    ピアノ/森喜代子
    1.「青い目のお人形」/時岡牧子
    2.「俵はごろごろ」/則竹正人
    3.「黄金虫」/遊佐悦子
    4.「あわて床屋」/桑野敏明
    5.「さくらさくら」/森喜代子
    6.「鞠と殿様」/時岡牧子・桑野敏明
    7.「雨ふりお月」/萩原徳子・遊佐悦子
    8.「ないしょ話」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人
    9.「ふるさと」/則竹正人・萩原徳子
   10.「雨のロンド」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人
      アンコ-ル曲
    11.「時計台の鐘」/萩原徳子・時岡牧子・遊佐悦子・桑野敏明・則竹正人 

【編作童謡について】

~歌って楽しむ童謡から、聞いて味わう童謡へ~
 
日本人の心の中に共通項としてある“童謡”誰もが歌って楽しむものですが、その童謡をクラシック音楽家のために編曲し聞いて味わう作品にと仕上げたものが編曲童謡です。
一流の詩と一級のメロディとで出来ている童謡ですが、残念なことにピアノ伴奏が単純すぎたり、一番、二番と繰り返すだけの構成(有節歌曲)であるために、どうしても変化が乏しくなりがちです。
そこで伴奏や構成に手を加え、クラシックの演奏家の幅広い表現力を最大限に生かすことで、詩の持っている奥行きや旋律の呼び覚ますイメ-ジをより深く広く表わすような作品へと創り変えたのです。
アナリ-ゼによるオペラ表現探求会 代表 則竹正人
 

■(アナリ-ゼ)とは

 (アナリ-ゼ)とは、「音楽分析」つまり楽譜に隠されているいろいろな意味を読み取る作業です。つまり、歌う主旋律のことだけでなく、その伴奏に隠されている特徴・和音の変化の意味・旋律の指向性・音域の変化・バスの進行・アコ-ギクなどなど、作曲家が楽譜に書き込んだ仕掛けや想いを隅々まで掘り起こし理解することです。さしてさらに、今生きる私たちにとっての価値を見定め、演奏する人間の想いとともに奏でます。
 私たちはアナリ-ゼを学問的な研究としてではなく、演奏表現を考えてゆくための手かがり・想像力を刺激する材料として取り組んでいます。
 

■(オペラ表現探求会)とは

Ⅰ 楽譜を仔細に研究することで、それまで見えなかったイメ-ジをつかむ技術を身につけ、それをもとに演奏家各人の個性を生かした自由で大胆かつ繊細な表現を行ってゆく。
Ⅱ また、この方法論自体を多くの音楽家に織らせることで、音楽表現上の創造的な対話が多く行われ、音楽界全体が活発になることを目指す。
Ⅲ そして、そういった私たちの活動が、これまで一部の音楽ファンに閉じ込められていたクラシック音楽というものを、広く観客に開放すると信じ、多くの公演活動を積極的に行ってゆく。

 

 

 
 
 
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