札幌室内歌劇場第12回公演
オペラ「サンドリヨン(シンデレラ)1895年世界初演」
北海道初演 日本語上演
J.E.F.マスネ/作曲 H.ケ-ン/台本 岩河智子/訳詩・編曲
「サンドリヨン(シンデレラ) 」再演履歴
1.1995/9/7,9,14,15 札幌、ザ・ルーテルセンタ-、札幌室内歌劇場第12回公演「サンド
リヨン(シンデレラ)」 北海道初演日本語上演
2.1999/9/23,25,26 札幌、札幌コンサ-トホ-ルKitara小ホール、札幌室内歌劇場第
20回公演「サンドリヨン」日本語上演
3.2017/11/16,17札幌、札幌サンプラザコンサ-トホ-ル、サンプラザオペラⅡ札幌室内歌劇場オペラ公演「サンドリヨン」日本語上演
初演記録
■日時:
1995年9月8日(土)9日(日)18:30開演
1995年9月14日(木)15日(金祝)14:00開演
■ところ:ザ・ルーテルセンター
■料金:全席指定 おとな3,500円、学生3,000円(支持会3,150円、支持会学生2,700円)
■チケット購入・お問合せ:オフィス・ワン 011-612-8696
■主催:NPO法人札幌室内歌劇場
■後援:札幌市、札幌市教育委員会、北海道新聞社、道銀文化財団、音楽家協議会
、北海道二期会
■Special Thanks:札幌大谷短期大学、札幌大谷高等学校、カワイ音楽教室札幌事務
所、萩原整骨院
出演・声楽
- シンデレラ、リュセット/萩原徳子
- 父、パンドルフ/則竹正人
- まま母、マダム・ドゥ・ラ・アルティエ-ル/石田まり子
- まま母の娘、姉ノエミ/時岡牧子
- まま母の娘、妹ドロテ/遊佐悦子
- 仙女/村澤徳子
- 王子、シャルマン/浅里慎也
- 王/石鍋多加史
- 妖精および、女中、仕立屋、大臣、王女、村娘/加藤幸恵
- 妖精および、料理長、髪結い、学者、王女、村娘/成田潤子
- 妖精および、召使い、帽子屋、儀典長、王女、村娘/渡辺ちか
- 黒衣/石塚幹信他
出演・器楽
- ピアノ/須藤尚美
- フルート/蠣崎路子
- ヴァイオリン/富岡雅美
- チェロ/川崎昌子
公演スタッフ
- 指揮、音楽監督/岩河智子
- 演出/中津邦仁
- 舞台監督/月居卓司
- 照明/吉田茂夫
- 美術/三宅景子
- 衣装/白戸晴美
- メイクアップ/袖岡得代
- 宣伝美術/寺田きよみ
- コレペティトゥ-ル/浅井智子、後山美菜子
- 撮影/高橋宏
- 製作/オフィス・ワン
- 印刷/拓文社
解説
「シンデレラ」は知らない人はいないといえるほど有名なお話です。しかし、このオペラではシンデレラの単純な成功話ではなく、シンデレラが大人として成長する姿を使用調的に描いています。シンデレラの成長を阻むものとしてのまま母のいじめや、父の過剰な愛情。そのなかで自分の道をえらびとるシンデレラ。彼女の姿に、人が人として成長してゆくことの美しさが表されているのです。
本日の上演は、このオペラのそうした特徴に注目することで、一般に知られたペロ-原作よりも格段に楽しく、妖精譚本来のもつ深い意味あいの舞台作品になったと考えています。どうぞ最後までごゆっくりお楽しみください。
※今回の上演のために、伴奏を室内楽に編曲し、登場人物も妖精役が多くを兼ねるように翻訳いたしました。小さい空間ならではの上演としてお楽しみください。
※マスネ作曲の原題はフランス語で「Cendrillon(サンドリヨン)」ですが、今回は、一般になじみのある英語読みの「シンデレラ」をタイトルといたしました。