頑なかもしれませんが・・・

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ある日、テレビでエスカレーターの乗り方を説明していました。それを見た日から私はエスカレーターに乗るときは立ち止まることにしています。



さて「正しいエスカレーターの乗り方」があるのをご存知でしょうか?
わが国には日本エレベータ協会というのがありまして、そこではエスカレーターの乗り方、危険な行為などを示しています。それによると乗り方の基本は・・・
「黄色のラインの内側に立ち、手すりをつかむこと。」
では現状はどうかというと立ち止まる人は左側、歩く人は右側に乗る(地域によっては逆)。間違って右側で立っていようものなら後ろから舌打ちされてしまうことも。
今では常識となってしまったこの乗り方、本当はいけないのです!日本エレベータ協会の方がテレビで説明していた話によると、エスカレーターは一段に一人が乗るようにできているそうです。たとえば左手が不自由な人は右の手すりをつかみたい、でも今のように右を歩く人が多ければそうはいきません。また歩く振動で安全装置が働き、エスカレーターが止まることもあるそうです。他にもいろいろな行為の危険性が書かれてあります。愛煙家の皆さん、エスカレーターでは禁煙だそうですよ。
ちょっとした行為で危険な乗り物になってしまう、便利に使うにはマナーも必要ということなのですね。
「歩いて上りたいときは階段、立ち止まって上へいきたいときはエスカレーター。」
よくよく考えればごく当たり前のこと。決して早く上るための手段ではないのです。

そんなことを考えながら今日も帰省客に混じり、札幌駅のエスカレーターを利用した私。まだ真ん中に立つ勇気がない自分も情けないなぁ・・・なんて思いながらエスカレーターを降りると、横浜から帰省した仲良しのいとこにばったり遭遇したのでありました。