100%ってなんだろう?

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新聞の記事に「前年比120%の売り上げ云々」というのがあり、ふと100%って何だろうと考えてしまいました。
100%・・・身近にあるものですぐに思いつくのは果汁100%ジュース。バーゲンセールに100%引きはないしなぁ。アメリカ産牛肉も輸入を再開した途端に特定危険部位が混入されていて、その安全性は決して100%ではないし・・・
偽装表示も多く、100%と謳われていても疑いのまなざしを投げかけてしまうこともしばしばあるのではないでしょうか。

100%は「信頼」がなければ成立しないのかもしれない。

スポーツ選手が「100%、いや120%力を出し切って頑張ります!」といえば、そうかそうか、がんばれよと応援したくなるのですが・・・昨年末からニュースに登場しているヒューザーの小嶋社長はどうか?偽造を知っていたか否か、マンション住民や関連企業・政治家をまきこんだ大きな事件になっています。彼が“命を投げ打ってでもお客様を100%大事にします”と言ったところでどのくらいの人が信用するか。あるいは今一番ホットな人物、ホリエモン。企業買収、プロ野球参入騒動、衆議院選挙出馬、プライベートジェット機購入などマスコミに幾度も登場し、良くも悪くも話題の人物です。100%あるいはそれ以上のものを求め、手に入れたかのように見えて今回のこの事態。またマスコミは彼を持ち上げたりやり込めたり、「ホリエモン」というブランドを大いに利用していたのは確かです。しかし手のひらを返したかのようなバッシング報道を見ると、マスコミという媒体を100%信用できるのか・・・疑問です。
100%に完全・完璧という意味が込められているとすれば、それを断言するのはリスクと責任が伴います。逆に100%を受け入れる側にも、相手を信用する事が必要なのかもしれません。

100%は難しい・・・かといって「30%力を出し切って頑張って下さい!」と言われたら困っちゃうな。
以上、今日の疑問でした。


コメント(1)

80%の力でやると上手くいく、ということもあるが、、、

関係ないか(^^;