窪田式映画の選び方

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札幌室内歌劇場では支持会員の皆様に年3回、[Piccola(ピッコラ)]というニュースをお届けしています。その紙面の「音楽はごちそう」というコーナーで、映画の中で気になった音楽シーンについてちょっとお話しています。
「映画が好き!」という方は多いことでしょう。私も大好き。時間が2,3時間ありそうな時は作品と上映時刻を調べてすぐさま映画館へダッシュ!!

さて私がどのように映画を選ぶかというと・・・
まず自分のテリトリーの映画館では今何を上映しているのか、というのを常々何とな〜く覚えておきます。その際サスペンス、ほのぼの人間ドラマ、歴史物、愛憎劇等軽くジャンル分けしておきます。いずれも大雑把に。
あとは洋服を選ぶのと一緒で、その日その時の気分で決まります。ちょっと疲れているなぁという時はほのぼのとした癒し系、ホロっとくるような人間ドラマ。あまり精神的にも肉体的にも疲れがなく元気な時は人間模様乱れるドロドロしたもの。「今日は一日なんにもしない!徹底的に休んじゃおう。」という日は娯楽映画、あるいは展開が起承転結お決まりのパターンで一件落着するようなお気楽なもの。
ここでもう一つ、「何だかすっきりしない、でもそうするしかないのねこの主人公は。これがさだめなのね。」という終わり方をするようなストーリーの場合は更なる条件が必要。それは天気です。外は晴れていなければなりません。“もやもや気分で映画館を出たら、外はどんより曇り空”では決していけないのです!スカーンと晴れていてくれなければ、その日中もやもや気分をひきずってしまうんですね・・・
逆に何でもいいから映画が観たいという時。そんな時はお気に入りの「映画館」でやっているものを観ることにしています。客席数やシートの座り心地・間隔、天井の高さ等、好きな空間だなと思うつくりの映画館があるので、そこでぼんやり眺めるように観ちゃったりもします。
ここまでいろいろ選び方を語ってきましたが、そんな場合でないぞという時があります。それは“今日で公開終了”という時。これは緊急事態なので気分も天気も一切無視、時間をこじ開けて映画館に駆け込みます!

さて昨日2006年初映画をみてきました。それについてはまた次回お話します。