クボタ、突然スキー場へ行く。

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冬にコンサートがあると「風邪をひいてはいけない、ケガをしてはいけない」と慎重になってしまい、スキー場へ行くのを自粛してしまいます.
12月はクリスマスのコンサートがあったり、新年を迎えると新春コンサートがあったりと、なかなかタイミングがつかめません。
ある日天気予報を見ていると「河津桜が見頃を迎えています」って・・・え〜?気がつけば今シーズンはゲレンデに出ていないではないか!しかももう3月、急げ急げ!
ということでアクセス便利な「ガーラ湯沢」へ向かいました。

さて、私は知る人ぞ知る「悪天候を呼ぶ女」であります。以前も、コースにでると吹雪き休憩すると晴れる、という具合でした。しかし今回はびっくりするくらいの快晴。すごい。
「スキーにするかスノーボードにするか。今日はスキーだな。」
全コース制覇を目標にゲレンデに出ました。
近頃では年に一度しか滑ることができなくなってしまったのですが、体はちゃんと覚えているものですね。徐々に勘を取り戻し、次第にテンションがあがってきます。そうしていろいろなコースにチャレンジしていると、ひょいとモーグルコースに出てきました。
「上村選手や里谷選手はこんなコブを滑っているんだ。よし、行ってみるか!!」
意気揚々リフトを降りたものの・・・来るんじゃなかった・・・そこは非常におそろしいところでした。想像以上に急で当然ながらコブだらけ。しかも隙間なくコブだらけ。モーグルってこんなすごいところで競う競技なのか、とかなり怯んでしまいました。
オリンピックではどの選手も見事に滑降し、ジャンプしてくるっと回ったりしていましたが、あれはすごいことなのですね。いとも簡単にやっているようだけど、そうみえるのは卓越した技があってのことなのだと今さらながら思ってしまいました。
あっさりモーグルコースをあきらめた私はとなりの斜面を滑り、ちょっとだけジャンプしてみたりして、いたって普通におりてきたのでした。

もし誰も人がいなければ、こっそり3コブ位滑ってみたい気がするけど・・・
でもリフトを降りたら一も二もなく普通の斜面を普通に滑っちゃうんだろうなあ。