FIFAへの提案

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昨日のクロアチア戦。0−0の引き分けに終わってしまいました。決勝リーグに進むには是非勝っておきたい一戦だったのですが、なかなかゴールをわることができず、ドローという結果に・・・
大きな期待を背負って戦う選手達。勝てばヒーロー、負ければ悪評を叩かれる。今日のスポーツ新聞の一面はもちろん後者で“そこまで書いてしまうなんて”というものや“それは違うでしょう!”と疑念を抱いてしまうものもあります。強い精神力の持ち主であっても全くへこまないということはないでしょう。気の毒です。
今大会は暑さとの戦いでもあるそうで、昨日はピッチでの体感温度が30度だったとか。黙って立っているだけでも体力を消耗してしまう気温です。そんな中で90分走り回るのですから尋常なことではありません。しかも集中して点を取りに行かなければならない。それが使命といえども過酷です。

このような選手にとっての辛い条件。では私たち歌い手にとってはどういう条件に例えられるかと、ついつい考えてしまう私。思いついたのは・・・
その1:「カラカラに乾燥したホールで出ずっぱりのオペラを歌う。」
(乾燥は辛いですね。それなりに対策を練るのですが、気合で乗り切るしかない場合も?)
その2:「強い照明のなか、厚着で歌う」
(これは無きにしもあらず、でしょうか。オペラの衣裳が重かったり通気性が悪かったりすると確かにかなりの体力を使います。)

いずれにしても、ホールという箱の中では完璧とはいかないまでも、なんとか打開策を講じることは可能です。しかし気温が高いというのは自然現象なので、時間を考慮する位しか手立てはないのかもしれません。
そこでFIFAに提案。「一定の気温、湿度を超えたら選手交代を5名位までよしとする。」どうでしょう。出場者が皆同じ条件になる訳だし・・・甘いかなぁ?

さて次はいよいよブラジル戦。スター選手ぞろいの強敵ですが、それだけに楽しみでもあります。
頑張れ、ニッポン!!!