時計台コンサート

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通称「トケコン」。1時間のミニコンサートです。
時計台といえば札幌の有名な観光地の一つ。誰もが“ああ、あの白い建物ね!”と言ってくれます。しかし“「時計台の鐘」という歌を知っていますか?”と尋ねると、北海道以外では“知らない”と答えられてしまうことが案外多い。確か中学校の音楽の教科書に載っていたのですが・・・。音楽の時間にこの曲と出会った時、それまで授業で歌ってきた曲とは違って、テンポといいしっとり感といい、何だか大人びた感じがしたのを覚えています。

さてその北海道を代表する建築物“時計台”の二階ホールで、札幌室内歌劇場は1、2ヶ月に一度、コンサートを開いています。その名も「時計台コンサート」。これまでに何度も足を運んでくださっている方も多くいらっしゃいます。また流れてくる音楽に引き寄せられ、観光客の方々も気軽に楽しんで下さったり。
毎回出演者の自由な発想で企画され、歌だけでなく楽器の演奏なども魅力の一つ。時計台の雰囲気や響き、そして小規模のスペースを生かしたコンサートです。
さて、その時計台コンサートが1月27日にあります。今回はスペシャルコンサートで、ミニコンサートよりちょっとボリュームのある内容です。私もちょっとばかり歌います。私にとって2007年の歌い初めでもあります。
「ピアノでたどる音楽史 part.?」というお題。バロックから現代までの音楽を取り上げます。
・・・で、「ピアノのコンサートでなぜクボタショウコが歌うのか???」とお思いの方・・・実は歌曲に触発されてピアノ曲を作った作曲家が結構いるのです。今回はその原曲となった歌を歌います。
今回で41回目となった時計台コンサートですが、実は私自身は2回目の出演なのです。記念すべき一回目はたぶん4,5年前位だったような・・・春だったのは確かですが。

ということで、冬の夜の時計台でピアノの音色を楽しんでみてはいかがでしょうか?