衝撃走る

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このところ政界はゴタゴタ続き。そんな中・・・
松岡利勝農水相の自殺。
疑惑の渦中にいた人物の自殺に、日本国中に衝撃が走りました。

昨日、私が有楽町マリオン前のバス停でバスを待っていると、目の前にタクシーが2台すっと止まりました。ひざに紙の束をのせた人たちが数人ずつ乗っていたので、いつものようにサラリーマンがせかせかと働いているものだと思っていました。ところが急いで降りてきたその人たちが手にしているのは新聞の号外。崩れそうになる新聞を抱え、慌しく街頭に立つと、すぐに人々が集まり始めました。その紙面に大きく書かれた「松岡農水相自殺」という文字が目に飛び込んできました。私が手にした号外はこのマリオン近くにある毎日新聞社のものでした。
本当に驚きました。“ナントカ還元水”や緑資源機構の談合などで連日ニュースに登場していた方が・・・非難を浴びる分、強気な態度で応戦する政治家が突然命を絶つ。この情報に驚いている間にテレビ局も到着し、通行人にインタビューも始まりました。
このマリオン前はよく号外が配られたり、通行人にインタビューが行われたり、政党のみならずさまざまな団体が演説をしたりする場所。「何故こんなことに」と呆然となっていた私は、周りのざわめきに置いていかれるような感覚になりました。

これからいろいろなことが明らかにされるのか否か・・・でもこの選択肢しかなかったのでしょうか。
人は望まなくともいずれこの世を去る時がやって来るのです。