比布町日帰り公演記

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秋晴れの比布町。
「唱歌の学校」の公演がありました。
昨日は比布町での公演。日帰りということでその一日をお伝えしましょう。
車で向ったメンバーもいましたが、大方はJRでの移動。演奏者、音楽監督、メイクスタッフは朝9時札幌発の特急に乗り、まずは旭川へ。快晴の秋晴れ。気持ちも晴れ晴れといざ出発!!
旭川駅に到着して比布行きの列車に乗り換え。30分ほどで比布駅に到着。駅にはホールの方が出迎えて下さり、車に分乗して会場入りしました。
さてここからが一分の隙間もないスケジュールの始まり始まり〜〜!
会場入りするやいなやメイク開始・・開始してすぐにリハーサルも始まり、メイク途中の人、カーラーを巻いたままの人、私服と衣裳を半端に着合わせている人などなど、おかしな状態でリハーサルが進みます。集中しているつもりでも、おかしな風貌にこらえられなくなり、噴出してしまったりもしました。
リハーサルが終わってみるともう開演30分前!!!!!!うわ〜〜〜〜!
急いで昼食をとりながらヘアメイク、着付け、音楽の再確認とバタバタの楽屋。
そして本番がやってきました。
会場にはたくさんのお客様がいらしてくれました。これには私たちは大感激!頑張って準備したかいがあります。感謝。
「富士山」の一番目を歌うと会場から拍手があり、会場の皆さんとの一体感が感じられ、最後までいい雰囲気で乗っていく事ができました。これにも感謝。
また、旭川から支持会員の方も駆けつけてくださいました。これもまた感謝感謝!
最後に皆さんと「故郷」を合唱し、無事に公演を終えました。
再び旭川から特急で札幌へ。
ゆっくりと町を眺める時間はありませんでしたが、秋のいい思い出になりました。
ご来場の皆様、ありがとうございました!

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昨年、札幌で公演した「唱歌の学校」をまた観たくて、比布町に行ってきました。

誰でも生まれ育った故郷での郷愁があり、子供の頃の「出会いと別れ」の思い出は一生忘れられません。それも、喜怒哀楽を共有するほど強烈な印象として記憶に残ります。

「唱歌の学校」は、田舎の小学校を舞台に、「仲間と先生」、「出会いと別れ」をテーマにしています。誰もが知っている曲を編曲により複雑なアンサンブルに仕立てあげ、今回も期待通りの演奏をしていただきました。出演者の皆さんの演技も、誰でもが記憶に残っているキャラクタ-を表現して、より一層 観ている人を惹きつけたと思います。昨年の公演から演技を進化させた部分もあり、より楽しく拝見させていただきました。

 観客のみなさんは、前半、中盤のくだりでは「笑い」をもらい、卒業式での「仰げばとおとし」「蛍の光」「はにゅうの宿」では、目に「涙」をうるませながら魅入っていたと思います。私の隣の年配の男性は涙をふいていました。窪田さんの言葉のとおり、出演者と観客のみなさんが一体となった公演でした。

こういう私も、期待通り新たな感動・感激をいただきました。比布町にきてよかったと思っています。これを糧に、もう少しがんばろうと思います。次回を楽しみにしています。

ご来場、そして嬉しいご感想ありがとうございます!!

この「唱歌の学校」の初演から今年で10年が経ちました。北海道をはじめ、東京や水戸、藤沢など各地で公演してきたこの作品、歌えば歌うほど、公演のたびに新たな発見があります。それが積み重なって進化したものとなっているのでしょうね。

だれもが口づさむことができる日本の歌は本当に飽きることなく、それどころか自分の思い出も加わってかけがえの無い宝物になるのだと、改めて思いました。

またどこかで公演できたらいいなと思っています!!