さっぽろオペラ祭

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11月29、30日の公演が終了しました。
オペラ「アマールと夜の訪問者」の公演が終わりました。ご来場下さった皆様、ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?
第一部の”音楽に描かれた聖母子像”では歌と室内楽でアヴェ・マリアなどをお楽しみいただきました。第二部が”アマールと夜の訪問者”。わずか50分の短いオペラですが、メノッティの音楽に誘導され、踊りありコーラスありと、いろいろな要素が凝縮された作品でした。
どちらもクリスマスにちなんだ作品。大通り公園ではホワイトイルミネーションも点灯され、会場の教育文化会館前も青いイルミネーションで綺麗でしたね。

今回、私は少年アマールの役でした。そのウラ話はまた次回・・・


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お疲れさまでした!

次回は、是非とも行かせていただきたいと思います。

楽しみにしていますね☆

1.第一部

 クリスマスにちなんだ選曲で、なじみのある曲もあり楽しめました。いつもそうですが器楽の生の演奏の音色、響きがすばらしく、石田先生のソロもそれにとけこんでいて会場の皆さん 息をのんで聞き入っていました。


2.第二部

岩河先生のオペラ分析で、このアマ-ルは中心となる調がない現代音楽に分類されると聞いたように思います。 現代音楽はなじみがなく、退屈、メロディ-もはっきりしない などという先入観をもっていて、正直あまり期待していませんでした。

でも、演奏を聴いてみると全然違いました。場面場面でのメロディ-もその状況を表現して決して退屈な現代音楽ではありませんでした。岩河先生の編曲のすばらしさでしょうか。

不幸を背負う生活を嘆き、迷いにより過ちを犯すが、王は不問にする。・・アマールは体の一部である杖を困っている人のために差し出す、すると自分の不自由な足が治る。つまり最後に奇跡が起こる。 というストーリー。 悲しみ、不幸、謝罪など、どちらかというと暗い流れの中に、演奏の要所では笑いをとる演出も組み込まれていました。それが全体の流れに変化をもたせ、観客をひきつけ一気に最後の山場に向かって終了した感じがします。

 演奏も、アマ-ルとお母さんを中心に、3人の王、村人たちが物語をクライマックスに向かわせる すばらしいものでした。途中の王様たちをもてなすテンポのある舞踊も新鮮で、いい演奏でした。原曲もそうなっているのでしょうか? アマールは好奇心の旺盛な純真な男の子です。男の子を演じる窪田先生の歌唱や場面場面の演技がすばらしく、生き生きとした顔の表情、目の動きなどの表情も観客を魅了しました。最後は感動で涙がでそうになりました。

全体として、編曲・演出の意図するところを日本語で表現し、感動の物語をすばらしい演奏をしていただき子供から大人まで楽しめました。最高のクリスマスプレゼントありがとうございました。

すうやんさん。晶子の小話へようこそ!

次回は3月にサンプラザホールでの公演です。ぜひぜひご来場下さい!!!

観客さま

ご来場ありがとうございました。クリスマスに因んだ今回の公演、お楽しみいただけたようでとても嬉しく思っております。

メノッティは最近天に召された作曲家、「アマール・・」はまさに現代音楽なのですが、本当によくできた音楽、台本です。練習しながら私もぐっと感情がこみ上げることがしばしばありました。他のキャストの方もそうだったようです。

こういう作品に携われるのは幸せなこと。そして会場のみなさんと分かち合えることでその幸福感は倍増するもので・・・お客様に感謝感謝です!!